ノーブランド品限定の合皮文具を提供する理由

※このブログは、音声データを文字起こしした内容です。読みづらい部分があるかもしれませんが、ご了承ください

合皮レザー専門店かわうその高橋です。よろしくお願いします。今日はですね、当店がノーブランド品のみ取り扱っている理由をお話してみようかなと 思います。

私はネットショップで合皮専門の文房具を販売しております。
最近はですね、オリジナルのものを作ることも増えてきたんですが、最初はノーブランド品を選定して、

いいなって思うものだけを販売していました。で、ノーブランド品ですね。
扱っている理由は、そもそもブランド品を仕入れるのは難しいから です。っていう当たり前の話なんですけど、

海外から仕入れをしているんですね。で、偽物を をつかまされてしまう可能性が、かなり高いです。
最初の頃とかね、特にありました。シルク100パーセントですとかね、

素材も誇張されていたりとか、 合皮なのに本皮とかね、そういったところもあり、困ってることとかも結構ありました。で、ブランド品とかもね、偽物とかが、正直多いんですよ。

で、ほんとに不思議なんですけど、本物の偽物ですみたいな、 本物より、本物の偽物みたいな、よくわかんない感じのアプローチされちゃうんですけど、そんなものは売っちゃダメですし、

私自身がそのブランドに対しての知識がないと、何がどう違って、それがもし本物だとしても、精査することはできないなって思ったんですね。

実際ノーブランドのバインダーを仕入れてみて、すごく良かったんです。
すごくかっこいいなと。で、そこからスタートしてて。で、逆にロゴが入っちゃっているようなものはもう販売しないというふうに徹底しました。

仕入れるタイミングでも、これはロゴとか名前とか入ってませんか。とか、これブランドじゃないですよね。って確認して仕入れるように しています。

ほんとにね、誰かのブランドの傷つけちゃったりとかね、したくないですし、 店舗側もリスクがあるわけなので、そういった意味でノーブランド品です。で、 ブランド名ですね。「kawauso」っていうのは取得しているので、本当はそこに入れたかったんですよ。「kawauso」って

バインダー「kawauso」って入れて販売しようかと思ったんですけど、 そもそもそんなことして誰が喜ぶんだと。お金がなかったっていうのも、この刻印するだけでやっぱお金かかるんですね。何個からってなると、もう最低50個、100個から、大体100個からしかできないってなっちゃうと、小ロットから対応できないので。なので、ロゴも何もなしで、ノーブランドでやりますと いう感じで販売してて、正直、なんかかっこ悪いかなと思ってた部分もあります。

ただ不思議なことにですね、法人のお客様からとかが、ロゴ入れられませんか。とか、名前入れられませんか。とかいうお問い合わせがですね、 ネットショップ始めてからちょこちょこいただけるようになり、おかしいなと。なぜうちに来るんだと。
やってるって言ってないのにっていうところで、ノーブランドだから選ばれたんだと。 ブランドで名前入っちゃってると、その印象が会社についてしまったりとか、自分の会社色じゃなくなっちゃうとか。多分、いろんな理由があって、ノーブランドの私のところに声をかけてくれてるんだなという、

ノーブランドの価値観。なんだろ、価値か、あるんだなっていうことに気づいて、そこから自信を持ってノーブランド品を提供するようになりました。
で、そこにロゴを入れたりとか、プラス最近はお客様のお声から、じゃあサイズをもうちょっと大きくしてほしいんだとか、

ポケット付けてもらえないかとか、新しくブックカバー欲しいんだけどって言われて、 ちょこちょこオリジナル商品も作っている。最近だいぶ増えてきたっていう感じです。すごくですね、今思っても不思議な感覚。ノーブランドでこんなに買っていただけたりとか喜んでいただけるなんてほんとに思ってなかったので、すごく今も不思議ですし、もっともっといいなって思っていただけるように頑張っていきたいと思っております。以上です。聞いてくれてありがとうございました。

この記事をSNSでシェア!